昨日、新潟もようやく梅雨明けを迎えました。
いよいよ夏本番!
寒地型芝草にとって、盛夏期には極力、避けたい作業があります。
芝生にとってダメージの大きくなるような作業・・・例えば、エアレーションとか・・・
ですが! そのエアレーションを今日から実施しています。
見た目には、穴があいていることがほとんど分かりません。(↓写真右)
ここ数日間の“芝生”や“基盤”の状態を見ていて、リスクはありながらもエアレーションを行うべきとの判断に至りました。
“エアレーションを行わないリスク”と“エアレーションを行った場合のリスク”を比較検討した結果、“エアレーションを行わないリスク”が大きいと判断しました。
その中でも、芝生のダメージを極力、少なくする方法での作業となります。
今回は浅層改善のためのエアレーターを使用し、タインも棒状のムクを使用しています。
芝生の健康状態に応じ、エリアによって穴の深さを変えたり作業時間帯を調整したり・・・
同じピッチでありながらも、エリア毎の管理が必要になってきます。
そして・・・今日から! 芝生の周りでは、いよいよウレタン塗布作業が始まります。
“ウレタン”も“芝生”同様、繊細な“生きもの”のようです。
もっとも!ウレタンも乾いてしまえば“生きもの”ではなくなってしまいますが・・・
気温の高い時間帯の作業では品質が確保できないため、16時からの夜間作業が4日間ほど続きます。
特に明日から3日間は23時頃までの作業となります。
スタジアムのフィールド照明が点灯していますが、皆様からのご理解ご協力をお願いいたします。