コメント:

 いつも楽しく拝見させていただいております。また2013年もベストピッチ賞の受賞おめでとうございます。
ビッグスワンの芝生の美しさから、受賞は当然と思いますが、清水などと比べ、雪国での管理の大変さを考えると、皆さまのご苦労を改めて感じます。

 さて本題です。新潟ほど降雪はないにせよ同程度、あるいはそれ以上のヨーロッパでは、冬期間の芝生育成のため、移動式の投光器?をピッチ上で稼働させています。また、ピッチ下には電熱線も入っていて凍結防止も行っているようです。

 これから降雪期に入り、気温も下がります。3月の開幕に向けて一番ご苦労される時期と思いますので、これらの施設整備により、芝生の維持管理に万全を期することはできないものでしょうか

 費用の問題もあるとは思いますが、愚見を述べてみました。
 

 いつも「しばふ物語」をご覧いただき、また、この度は貴重なご意見をいただき大変ありがとうございました。
 芝生を健康に育てるために最も重要な要素は「日照時間」です。
 寒地型芝草の場合は最低でも4時間程度が必要と言われておりますが、ヨーロッパでは日照時間を補うためにLED照明を照射しているスタジアムがあるようです。
 ヨーロッパのスタジアムはサッカー専用スタジアムとして整備されておりますが、ご存じのとおりデンカビッグスワンスタジアムは陸上競技場として整備されております。
 スタジアムではイベントが開催されない日は陸上個人利用として開放されていることから利用上の制約が発生するため現状では非常に難しいようです。
 電熱線につきましては、国内でも電熱線や温水ヒーターを通しているスタジアムは多々あります。
 当スタジアムも建設当時に導入を検討されたようですが、実現には至りませんでした。
 ご指摘いただきました2点は、芝生担当者としては喉から手が出るほど欲しいシステムですが、ご理解いただいております通り莫大な費用が必要となります。
 まだまだ私達が育成管理面で工夫できることがあると思いますので、更なる努力を積み重ねていきたいと思います。
 当スタジアムも竣工から12年以上が経過し、大規模な修繕や更新工事が発生していることから、導入は不可能と思われますが、この「しばふ物語」にご投稿いただきましたコメントが無駄にならないよう、規模に係わらず、導入に向けた検討は進めたいと思います。
                                           デンカビッグスワンスタジアム 芝生担当者