9月13日に草花観察会を行いました。
花壇に植えるような草花ではなく、「雑草」と言われるような自然に生えている植物を観察します。
まず、色鮮やかでパッと目に飛び込んできたのは「ツユクサ」です。
真っ青に咲いている花の下に、2枚貝のようになっている膨らみのある葉がありますが、その中には次の花が準備されています。
写真をとりそこねましたが、「ヤブガラシ」も園内にはびこっています。抜いても切っても芽をだす生命力の強い植物で、他の植物にからみついて中々やっかいです
と、このヤブガラシを前に、「この若芽をゆでて食べたよー」という参加者が
と思ったら、「私は生でかじったことがあるわ、アクが強くてねー」という方まで
ヤブガラシの若芽を茹でて食する、ということはあるようですが、生というのは中々・・・・
これは 「イシミカワ」
茎にトゲが下向きについていますが、他の植物に絡まりやすいように、という植物の知恵だそうです。
そして水辺には「ミソハギ」が桃?紫?の花を咲かせています。
水辺のような湿っぽい場所を好みます。
お盆時期に咲き、またお盆の仏事に用いることなどからボンバナとも呼ばれます。
今回見られた植物の一部をご紹介しました。
暑さも和らいで、園内を歩きながらの観察会は充実した時間となりました。
最後に、講師がクサバッタを作りました(時間内に終わらず、解散後に完成となりました)。