芝生の管理
2020.04.15
J2リーグは4月も延期となりましたが、ホーム開幕に向けての準備を着実に進めています。
これは土壌の透水試験(水のしみ込みやすさの試験)を行っている様子です。
グランドはどこでも同じように見えて、場所によって芝生の生育や透水性に違いがあります。
透水性が悪い場所は、土壌が乾きにくく、芝生の根が腐りやすくなり、病気にもかかりやすくなります。
芝生に埋め込んだ筒の上限まで水を入れ、その中の水が一定時間にどれぐらい減るかで、その場所の土壌透水性の程度を調べます。
透水性の悪い場所は、コアリングや次に挙げる機械などを用いてメンテナンスを行います。
この機械は自走式高圧空気潅注機(エア2G2)と呼ばれる機械です。
高圧空気を土壌に注入し、透水性の悪い固まった土壌を破壊します。
スタジアム利用が再開されるまでの間に、環境をベストな状況にして皆様をお迎えしたいと思います。