みずもり観察セミナー~植物観察会⑤~開催報告
令和7年11月9日(日曜日)、(公財)新潟県都市緑花センター職員の林 寛子氏を
講師にお迎えし、今年度、第5回目のみずもり自然観察セミナー~植物観察会~
を開催しました![]()
第5回目のテーマは「球根植物とその特性」についてです。
講義では、球根をつくる植物や、そもそも球根とは何かについて、
身近な植物を例にわかりやすく解説しました。
空模様が心配されましたが、園路を歩きながら、
講義と観察を行うことができました![]()
球根とは、
・多年草において、根や地下茎などに養分を蓄積して肥大化した器官
・生育不適な時期に他の部分が枯れても休眠状態で生き残る
・主に鑑賞植物の園芸分野での総称(そ菜園芸分野ではイモという)
少し、難しい言葉が並びますが、ガーデニングで植えたりする、ユリやチューリップ
以外にも、野菜のサツマイモやジャガイモなども球根ということになるのですね。
園内の観察からもどり、ふんすい回廊で実際の球根を見ながら、
種類分けをしました。
植物形態学的には主に以下のものをいいます。
①鱗茎(りんけい) 玉ねぎ、ニンニク、ユリ、チューリップなど
②球茎(きゅうけい) サトイモ、クロッカスなど
③塊茎(かいけい) ジャガイモ、シクラメンなど
④根茎(こんけい) ショウガ、レンコンなど
⑤塊根(かいこん) サツマイモ、ラナンキュラスなど
皆さんで相談しながら、分けていきましたが、これがなかなか難しい![]()
答え合わせをすると、あーそうか!納得!となるのですが![]()
次回のみずもり自然観察セミナー~植物観察会⑥~は、
年明けの令和8年3月8日㈰の開催です。
内容は「新潟県の花卉産業とその発展について」の予定です。
乞うご期待☆彡



