令和8年9月20日(日曜日)みずもり植物観察セミナー~公園さんぽ⑧~開催報告
令和8年9月20日(日曜日)、里山に親しむ会の佐藤 俊一さんを講師にお迎えし、今年度第6回目の植物観察セミナー『公園さんぽ⑥』を開催しました。
さて、みなさんは「ヤハズソウ」をご存じでしょうか。
これです。
どこででも見られる植物で、先日も公園内の某所に旺盛にはびこっているのを「雑草」として処理をしたばかりですが、恥ずかしながら今回初めて名前を知りました。
ネットで調べたところ「ヤハズソウ」という名前は葉をちぎると矢筈の形になるところから来ているそうです。
こんな感じ。
今回の公演さんぽはこのヤハズソウからスタート。講師の佐藤さんがおもむろにヤハズソウを指さし「ヤハズソウはマメ科です。さて、マメ科の特徴とは何でしょう?」とお題が出ました。いくつかあるそうですが、主なものは「蝶形花」そして「根粒」とのこと。
「蝶形花」は、蝶が羽を拡げたような左右対称の花の形を言うそうです。ヤハズソウは花が咲いていなかったため、佐藤さんは近くにあった同じくマメ科のクローバー(シロツメクサ)の花を手に取って「蝶形花」を説明してくださいました。
根粒と根粒菌をご存じの方は多いと思いますが、マメ科の植物は「根粒菌」という、「根粒」を作るバクテリアとの共生で空気中の窒素を固定する、つまり空気から栄養素を採り入れてしまうというスゴ技を得意としています。
「今日はこの根のところを顕微鏡で見てみましょう」そう言って佐藤さんが取り出した簡易顕微鏡で観察会の始まり。うーん、私の老眼には厳しいですが、小さいツブツブが根のところに・・・。
この後、場所を変えて「チマキザサ」と「チシマザサ」の見分け方、「ウラスギ」と「オモテスギ」の違い、等を解説していただきました。「ウラスギ」「オモテスギ」はあまり聞きなれませんが、日本海側の雪の多い地域に生育する種と太平洋側に生育する種のことだそうです。公園内の杉はもちろん「ウラスギ」。佐藤さんはバッグから取り出した「オモテスギ」の葉と近くにあった杉葉と、みなさんで手触り感を比較。「ウラスギはオモテスギより少し柔らかいでしょう」。おー、確かに!
という感じで、この他にも盛りだくさんの内容で、あっという間に時間が。次回も楽しみ、ということで多くの方が次回の参加申し込み(次回『公演さんぽ⑦』は10/18(日))をされていきました。
参加していただいたみなさん、佐藤さん、ありがとうございました。





