秋の野鳥観察会をおこないました
今日は昨日の晴天と打って変わり、強い風と若干の雨
そんな空模様でしたが、「秋の野鳥観察会」、無事開催いたしました
講師には、公園の観察会ではお馴染みの鳥類標識調査者の高橋さんにおいでいただきました。
晩秋の自然生態園。
紅葉も、もうあとわずかというところです。
雨が降り出さないうちに観察しようということで、早速、集合場所のビジターハウスから外に出かけます。
最初に自然生態園内の池を観察します。
池にはオオバンが二羽ほど。
いつもいるコガモは姿が見当たりません・・・
強風のせいでしょうか?
風のせいで小鳥の姿も見られないので、鳥屋野潟の方へ移動します。
ざっと見て、大体がマガモ。
マガモに混じって時折カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ミコアイサ、オナガガモの姿も確認できました。
みんな同じ方向を向いてます。
頭を風上に向け、強風をしのいでいます。
潟の方を観察していたところ、突然カモたちが一斉に飛び立っていきます!
頭上にはオオタカ(若鳥)が!
オオタカから逃げようとしたんですね
一瞬、(自分たちが驚かせてしまったのかな!?)と思ったのでホッとしました
この後、カモメ、セグロカモメなどを観察し、再び自然生態園へ戻ります。
生態園の池に、最初にはいなかったコガモがたくさん来ていました。
先ほどのオオタカ騒動で、こちらに逃げてきたと思われます。
「いつも見るキジバトすらいないよね」などと話していたら、キジバトの避難場所を発見。
生態園の池に水を飲みに来ていたハトが戻っていったすぐ近くの木に、6,7羽ほどがとまっていました。
「池の近くの木に避難して、水が飲みたくなったらすぐそこに水を飲みに行くんでしょうね」
ハトは水が好きだそうで、ゴクゴクと飲みっぷりが良いとのこと。
更にこの周辺の木に、風を避けてヒヨドリが随分たくさんいるようでした。
(鳴き声が賑やかです!)
今回の観察会は天候のせいで小鳥などが現れず、観察した種類も16種類といつもより少なめでした。
最後に、高橋さんに今日の観察会のハイライトを伺ったところ「オオタカかな」ということでした。
今度開催するときには、天気にも恵まれ鳥もたくさん観察できることを期待します