「冬の樹木の楽しみ方」をおこないました
2月20日(日)に、冬芽や葉痕などを観察する「冬の樹木の楽しみ方」をおこないました
冬芽とは、冬に休眠状態にある芽のこと
葉痕(ようこん)は、読んで字のごとくですが、葉が落ちたあとのことです。
どちらも小さなものですが、樹木によって形が特徴的なので、葉の無い冬季において樹種を見分ける手がかりになります。
そして、形がユニークなものも多く、数少ない(?)冬の見どころの一つです
どんなものが見られるか、早速観察のため園内へ。
「こんにちは、キハダです」
「赤い鼻のピエロ、なんて言われることもあります」
(‘赤い鼻’が冬芽、その周りを囲っているのが葉痕)
「今日は天気がいいですね~」
「本当に、いい天気ですね~」
「おっと、ご挨拶が遅れました。カキです」
にこやかな丸顔は葉痕です。
冬芽の三角帽子をかぶっています。
「メェ~」
と、羊似のオニグルミの葉痕。
「ウキャ!」
と、同じオニグルミでも、こちらはお猿さん似ですね
頭に乗っているのが冬芽です。
天候にも恵まれ、野外観察にはもってこいの穏やかな一日でした
なお、観察会は形態的な特徴なども解説し、いたって真面目に開催しました