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2013年7月 4日 (木)

本日のサポーター活動報告

雨が降るか降るかと戦々恐々としていましたが、結果的には1日雨は降らず。

湿度が高くどんよりとした感じでしたが、無事草花観察会を開催しましたsign01

草花観察とはいえ今回は少し花が少ないため、ある植物を食草とする蝶の話題を盛り込みながらの観察会となりました。

園内ではツユクサやアベリアが咲き始め、ナナカマドやユズリハの実がたわわに実っていました。

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ユズリハの葉が茂り、実もびっしりついて、今日の蒸し暑さもあり南国にいるような雰囲気でしたsign03 

 

 

 

 

 

 

 

 

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これはエゾノギシギシ。

ギシギシという雑草の仲間は色々な場所で見ることができます。これはベニシジミという蝶が食草にする植物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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エゾノギシギシのアップです。

丸いものがタネ。それを包んでいるものの縁がギザギザとしているのが特徴です。

 

 

 

 

 

 

ほかにも、オッタチカタバミはヤマトシジミが食草とし、ウマノスズクサはジャコウアゲハが食草とするなど、植物によって寄ってくる昆虫が違うのです。

公園内には蝶やトンボがたくさん飛んでいるので、そのような見方をすると公園内での楽しみ方も増えますねhappy01

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キイトトンボ

ササの葉の上を数匹飛んでいました。

 

 

 

 

 

  

  

 

 

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 これはヒメジオンにとまっているベニシジミですね。

ギシギシを食草としていますが、ヒメジオンの花も次々と飛び回っていました。  

 

 

 

 

 

 

 

普段あまり気にとめることのない昆虫ですが、こうやってみると自然界は互いに関係し成り立っているのだな、と感じます。