初夏の野鳥観察会を開催しました!
平成30年6月6日の日曜日、「野鳥観察会(初夏)」を開催いたしました
今回も講師は、日本野鳥の会会員の高橋正良さんです。
当日はあいにくの曇り空でしたが、6名の方に参加していただきました
いつもは、公園にある池(自然生態園)を廻り、鳥屋野潟沿いを歩きながら野鳥を観察していくのですが、
今回は、スポーツ公園の東側にある『ながたの森』の方まで、足をのばしました。
観察会の開始直後から遠くの方で、メボソムシクイ、キジが鳴いていました
その後、卵の世話を、オオヨシキリなど他の鳥に托す“托卵”で有名なカッコウが飛ぶ姿を観察できました。
カッコウは、ハトくらいの大きさで、尾が長いのが特徴です。
ビッグスワンスタジアムを眺めてハヤブサの姿を探しました。
ハヤブサは建物が大好きなので、スタジアムでたまに目撃されるそうです。
(今回は残念ながら見つけられませんでした)
鳥屋野潟沿いの道では、アオジがさえずりの声を上げていました。
《アオジ》
大きさはスズメくらい。
さえずりは複雑で、聞きなし(鳥の鳴き声を人のことばに
言い換える覚え方)が難しい鳥です。
ひょっとして、春の野鳥観察会で確認されたアオジでは???
そして、遠くでアオサギの姿が、、
アオサギは、日本では最大級のサギで、翼を広げた大きさは
1.6メートルほどになるそうです
ながたの森の周りでは、オオヨシキリ、シジュウカラ、ハクセキレイ、キジ、カワラヒワなど、おなじみの鳥たちの姿も
見ることが出来ました。
《ハクセキレイ》
白と黒の鮮やかな模様の小鳥で、
“~~~”と波状に飛ぶのが特徴です。
《キジ》
キジの親子を観察することが出来ました。
キジは春から夏にかけてが繁殖期。遠く
に見えるのは奥さんと子どもかな?
《カワラヒワ》
遊具広場で出会いました。
風切羽の黒と黄色のカラーがキレイ
ですね。
春の渡りの時期が過ぎ、天気があまりよくなかったこともあって、あまり観察することはできませんでしたが、
合計18種の野鳥を観察することができました
観察会の最後では、現在、公園内のレストハウスで開催中の『野鳥写真展』で、講師の高橋先生が撮影された
野鳥写真の鑑賞を行いました。
『野鳥写真展』は、6月27日(水)まで開催しています。
美しい野鳥の姿をとらえた、素敵な作品をご覧いただけます。
この機会に、是非お立ち寄りください。
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スポーツ公園開園20周年企画「野鳥写真展」
会期 5月31日(木)~6月27日(水)9時~17時
会場 新潟県スポーツ公園 レストハウス
入場無料です
※レストハウスに貸切利用が入っている場合はご覧いただけません。予めご了承ください
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さて、次回は10月下旬開催の予定です
どんな野鳥に出会えるでしょうか