梅雨明けの待たれる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
当公園は、来年度(令和3年度)に開園20周年を迎えます。
これを記念し、今後も公園を含む地域の自然や文化を皆様と分かち合うために、「かっぱ像」の制作を行っています。
(制作いただいているかっぱ像。近くで見ると繊細な作りに驚きます。)
当公園内の鵜の池には、「鵜ノ池のカッパ」という伝説があります(上越市大潟区総合事務所HP「鵜ノ池のカッパ」)。
これはいたずらなカッパのお話ですが、子供たちが池の沖に出ないようにするための戒めとしてカッパがあたりまえのように引用されていたことが伺え、当時の人たちの自然への畏怖が感じられます。
私たちは、この鵜の池の伝説を自然への畏敬の念や文化を伝える大切な遺産と考え、当公園の開園20周年記念としてかっぱ像を制作することを計画しました。
ただ、実際にはこの伝説以外には何もないところからの出発でしたし、私たちが像を作れるわけでもないため、皆で頭を悩ませていたところ、上越市でこんな展示が行なわれているのを知りました。
これは上越市の「ライオン像のある館」で昨年開催されていた上越教育大学学校教育専攻学校教育深化コース〈 芸能深化/美術 〉彫刻研究室・陶芸研究室の皆様の展示です。
作品のクオリティの高さや皆さんの個性に驚きました(芸術が解るわけではないのですが・・・)。そこで、思い切ってこの方々に協力を依頼してみたところ、快くご協力いただけることとなったのです。
(それだけでなく、今年の「ライオン像のある館」での展示にも今年作成いただいたかっぱ像が一部登場することとなりそうです!)
先日、研究室に伺い、製作途中の作品を見せてもらいました!
チラ見せですが、
実際に見ると、大きさや質感に圧倒されます。
展示された際は、皆さんもじっくりご鑑賞下さい。
この他、何を作っていただくかはこれからの相談になるのですが、地元の上越市立大潟町小学校の生徒さんからも制作をお手伝いいただこうと考えております。
地域の方々と、公園の20周年をお祝いできれば幸いです。
今後も随時報告していきますので、乞うご期待ください!!!
令和2年7月12日(日曜日)、《ザリガニ釣り体験》を開催しました!
新型コロナの関係で開催を見合わせていた《ザリガニ釣り大会》ですが、
密を避けるために大会形式の取りやめや人数制限を行い、
自然環境について楽しみながら学んでもらうために、
《ザリガニ釣り体験》として開催することにいたしました。
この日はお天気が心配でしたが、決行することに
始まる前は雨が一時強まりましたが、始めてからは雨も上がり、一安心
竹を切出して作った釣り竿に、エサをつけた糸を垂らし、釣りをしていきます
たくさん釣れたよ~
ご参加いただいた皆さん、お手伝いいただいた公園サポーターの皆さん、
ありがとうございました
※イベント開催時以外はザリガニ釣りは出来ませんのでご了承ください。
今年もハスが咲き始めました
鵜ノ池には白いハスが咲きます。
去年の様子です
白いハスなんて、ちょっとめずらしいですよね
くらいにしか思っていなかったのですが…
品種を調べてもらったところ、いろいろと面白いことが分かったのです
事の始まりは昨年の夏の終わり。
新潟県立植物園の倉重園長より、
「大潟の公園のハスはどうも普通のハスとは違うのではないか」との指摘がありました。
そこで、花をとってきて詳細をお伝えし、
倉重園長から、ハスに詳しい京都府立植物園の山本氏に
品種の同定をお願いしてもらいました。
すると、品種は「不忍池斑蓮(しのばずのいけまだらはす)」という
「観賞用」のハスであることが分かったのです
不忍池といえば、東京の上の恩腸公園(通称上野公園)の中にある池。
そしてその不忍池は三つに分かれており、その一つが鵜池と呼ばれいるのです。
なんと大潟の鵜ノ池と同じ呼称だったんですね
大潟の鵜ノ池は寛永年間(1624~1645)に築堤されたと記録されています。
その後、誰がどのような経過をたどって池に植えたのか。
大潟の「鵜ノ池」が上野と同じ呼称となっているのは何故なのか。
上野公園の管理事務所に確認したところ、不忍池の鵜池は戦後にできたが、
名称等についての詳細は分からないとのことでした。
わからないことがたくさんありますが、とっても興味深いですよね
『鵜ノ池 不忍池斑蓮』の謎(?)が解き明かされる日は来るのでしょうか
以下のリンク先の資料(大潟水と森公園事務所作成)もぜひご覧ください
R2 大潟水と森公園のハス r2.pdfをダウンロード
ハスが見ごろになりましたら、またお知らせしていきます
どうぞお楽しみに
令和2年7月5日(日曜日)、《潟来さんぽ》を開催しました!
《潟来さんぽ》は、いつもは水曜開催ですが、
平日お仕事や学校のある方にも来てもらおう!ということで
たま~に日曜日に開催しています
本日はくもり、雨もちょっと心配な空模様でしたが、
お集まりいただいた皆さんと一緒に、園内をまわりました
そして、今日のテーマ『ジュンサイ』の観察です!
大潟の名産だったジュンサイ。
朝日池で栽培されていましたが、いまはもうなくなってしまいました。
大潟にもう一度ジュンサイを!ということで
三和区の谷内池より、管理している方にご協力いただき、移植してきたジュンサイ。
なかなかうまく根付かなかったのですが、
栽培していた方からアドバイスをいただいたりして、
昨年からようやくうまく育ち始め、
今年は潟の里ゾーンの管理池を埋め尽くすほどに
実際に触ってみて、ジュンサイ特有のぬめりを体感
終わりかけですが花も見られました~!
そのほかにも、ヒヨドリバナの花やトチノキの葉などを観察しました。
お天気もだんだん良くなってきました
ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました
また感染症対策にもご協力いただき、ありがとうございました
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |