どんぐりを求めて
徐々に寒くなり、公園の木々が鮮やかに色づいてきた今、どんぐりを楽しめる時期に
なってきました
まだ木についたままのものもありますが、地面にもたくさん落ちていますよ~
どんぐりは漢字で“団栗”と書き、一部または全体を帽子のように見える殻斗(かくと)
で包まれた木の実のことを言います。
どんぐりの語源については、いろいろ説がありますが、独楽(こま)にして遊んだこと
から、独楽の古名「つむぐり」がなまってどんぐりになったという説が有力です。
“団栗”の漢字は当て字のようですね
上の写真は一番見慣れたどんぐりです
これは『コナラ』という木のどんぐりなんです(^∀^)
これは『クヌギ』のどんぐりです
殻斗がトゲトゲして髪の毛みたいに見えますね~
こっちは『スダジイ』という木のどんぐりです。
実はコナラのどんぐりに似ていますが、殻斗の形がぜんぜんちがいますね(゚∀゚)
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ここからはどんぐりではないですが、番外編でどんぐり以外の木の実をご紹介します
こちらがビールの原料ホップ
・・・・に似ている『クマシデ』の果穂(かすい)です。
果穂とは、葉っぱのような果苞(かほう)がついている果実で、この中にタネが入って
います
これが果苞
果苞の葉っぱのような構造は、風に運ばれて遠くまで飛んでくためなんですね~
これは『カツラ』の木の実です。
大きさは1cm程度ですが、バナナそっくりですね~
『ツバキ』の実とタネです。
上が夏に撮影したまだ割れていない実で、下が11月に撮影した実が割れてタネが
露出した様子です。
このタネからツバキ油が抽出できるんです
こんなふうに、どんぐりなどの木の実を楽しめる季節になってきています
ここで紹介した木の実は、公園の木のごくごく一部です。
他にも、公園内には面白い木の実がたくさんあるので、公園にお越しの際は、ぜひ
いろんな木の実を探してみてください