食べられる「年輪」と 食べられない「年輪」
これ な~~~んだ
ちなみに上の写真は「バウムクーヘン」ではなく…「バームクーヘン」です
違いは省略させていただきますが…
みなさんはどのお店のバームクーヘンがお好きですか?
最近は、コンビニエンスストアも有名店に負けないくらいのクオリティーですよね
なんと! バームクーヘン消費量世界一は「日本」だそうです。
ところで!皆さんバームクーヘンの意味はご存じですか?
バームクーヘンは、ドイツ語で「木のケーキ」という意味で、とても縁起のいい食べものだそうです
縁起がいいと言われる理由は、繁栄と長寿のモチーフである大木の年輪のような見た目をしているからで、特に結婚式では、二人が夫婦となって「いつまでも仲良く途切れることなく、年月を共に重ねられますようにと…」願いが込められているそうです
突然、どうしてこんな話を始めたかと言うと…公園では「安全性の確保」や「樹木の健全育成」などの理由から、伐採しなければいけない樹木があります
伐採されてしまった樹木は、薪材やチップ加工によりリサイクルされますが、ほとんどの根株は掘り取りが困難で、そのまま残されてしまいます。
森の中で おいしそうなバームクーヘン見~つけたッ
食べられないけど
少しだけ…「年輪(ねんりん)」のお話しを。
「この木は年輪が●本あるから●●歳だね!」
そう言っていたことを思い出します
樹木は初夏にもっとも成長し、気温の低下とともに成長が止まります。
成長が早い→細胞分裂が活発なため材の色が薄くなる
成長が遅い→細胞の生産量が少ないため材の色が濃くなる
その成長の差がバームクーヘンのような年輪をつくります。
年間の気候変動が激しい地域では、一年間に本の年輪《成長輪》ができることがあります
その反対に、気候変動がほとんどない熱帯では年輪ができない樹木もあります。ホームセンターなどでも見かけることがある「ラワン」がその代表です
日本は四季がはっきりしているので、一年に本の年輪ができます。切株や丸太を見つけたら、その木が何歳だったのか数えてみてください
「植物の不思議」に触れることができるかもしれません