今年もハスが咲き始めました
鵜ノ池には白いハスが咲きます。
去年の様子です
白いハスなんて、ちょっとめずらしいですよね
くらいにしか思っていなかったのですが…
品種を調べてもらったところ、いろいろと面白いことが分かったのです
事の始まりは昨年の夏の終わり。
新潟県立植物園の倉重園長より、
「大潟の公園のハスはどうも普通のハスとは違うのではないか」との指摘がありました。
そこで、花をとってきて詳細をお伝えし、
倉重園長から、ハスに詳しい京都府立植物園の山本氏に
品種の同定をお願いしてもらいました。
すると、品種は「不忍池斑蓮(しのばずのいけまだらはす)」という
「観賞用」のハスであることが分かったのです
不忍池といえば、東京の上の恩腸公園(通称上野公園)の中にある池。
そしてその不忍池は三つに分かれており、その一つが鵜池と呼ばれいるのです。
なんと大潟の鵜ノ池と同じ呼称だったんですね
大潟の鵜ノ池は寛永年間(1624~1645)に築堤されたと記録されています。
その後、誰がどのような経過をたどって池に植えたのか。
大潟の「鵜ノ池」が上野と同じ呼称となっているのは何故なのか。
上野公園の管理事務所に確認したところ、不忍池の鵜池は戦後にできたが、
名称等についての詳細は分からないとのことでした。
わからないことがたくさんありますが、とっても興味深いですよね
『鵜ノ池 不忍池斑蓮』の謎(?)が解き明かされる日は来るのでしょうか
以下のリンク先の資料(大潟水と森公園事務所作成)もぜひご覧ください
R2 大潟水と森公園のハス r2.pdfをダウンロード
ハスが見ごろになりましたら、またお知らせしていきます
どうぞお楽しみに
令和2年7月5日(日曜日)、《潟来さんぽ》を開催しました!
《潟来さんぽ》は、いつもは水曜開催ですが、
平日お仕事や学校のある方にも来てもらおう!ということで
たま~に日曜日に開催しています
本日はくもり、雨もちょっと心配な空模様でしたが、
お集まりいただいた皆さんと一緒に、園内をまわりました
そして、今日のテーマ『ジュンサイ』の観察です!
大潟の名産だったジュンサイ。
朝日池で栽培されていましたが、いまはもうなくなってしまいました。
大潟にもう一度ジュンサイを!ということで
三和区の谷内池より、管理している方にご協力いただき、移植してきたジュンサイ。
なかなかうまく根付かなかったのですが、
栽培していた方からアドバイスをいただいたりして、
昨年からようやくうまく育ち始め、
今年は潟の里ゾーンの管理池を埋め尽くすほどに
実際に触ってみて、ジュンサイ特有のぬめりを体感
終わりかけですが花も見られました~!
そのほかにも、ヒヨドリバナの花やトチノキの葉などを観察しました。
お天気もだんだん良くなってきました
ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました
また感染症対策にもご協力いただき、ありがとうございました
令和2年6月21日、《みずもり里山楽校~カキツバタの再生~》開催しました!
《みずもり里山楽校》とは、里山について学び、体験し、楽しむイベントです。
年4回のシリーズで、それぞれのテーマをもとに、参加者の皆さんと里山整備活動を行っています!
4月に第1回を予定しておりましたが、新型コロナで中止に
今回が今年1回目の開催となりました
(野外料理体験も当初は計画しておりましたが、中止となりました)
今回のテーマは『カキツバタの再生』
カキツバタはアヤメ科で青紫色のお花を咲かせます
水辺の植物で、開花時期は5月上旬~中旬。
昔は公園でたくさん見られたカキツバタですが、
陸地化が進んだり、木が大きくなって日当たりが悪くなったりして、
花を咲かせられなくなってしまったのです。
おととしから、園内のカキツバタ再生に取り組んでおり、
今年はなんと1600本以上のお花が咲きました
去年は140本程度だったので、じつに12倍
そんなカキツバタを復活させ、公園の見どころにしていこうと、
移植を中心に、作業を行いました
まずは公園事務所に集合して、ご説明をさせていただきました!
今日は暑くなりそうですね
現場へと移動します!
西側の水上回廊の周りで作業を行います
日の当たらない奥の方から採取してきた330本のカキツバタ
1本ずつ、丁寧に根っこを伸ばしてあげながら、植えていきます
どろんこになりながら頑張りました
無事終了
記念撮影も
ご参加いただいた皆さん、お手伝いいただいたサポーターの皆さん、
どうもありがとうございました
カキツバタ、すくすく育って、来年美しい姿を見せてくれますように
今年は多くのカキツバタが園内に咲きました。
開花調査を行ったところ、昨年よりも4日ほど早い開花でした。
ピーク時には1600本を超えるカキツバタが園内各所に咲いており、これは昨年のおよそ10倍ほど
↑
今年の様子
(写真が見づらかったらすみません)
カキツバタの移植を始めたのはここ2年ほどのことです。
園内の施設を補修する際、支障となっていたカキツバタを避難させたのがきっかけでした。
カキツバタは限られた環境でしか生きられなかったり、数が少なくなってきていたり、今後も大切にしていきたい植物のひとつです。
そこで、職員や業者の皆さん、公園サポーターの皆さん、みずもり里山楽校の活動に参加いただいた皆さんと一緒に、移植作業を行ってきました。
その結果、多くの花が園内に咲き誇るようになりました
これからもカキツバタを守りながら、皆さんに見てもらえるよう活動を行っていきます。
令和2年6月6日(土曜日)、上越清里星のふるさと館の秋山誠さんを講師にお迎えし、
《星空観察会》を開催しました!
午後7時、まだ明るく星は見えませんが、夕焼けの美しい空の下、
6月の星空や月のお話をしていただき、星空観察に備えました!
薄曇りの空ですが、このくらいなら月や一等星は観察できるでしょう、
ということで、暗くなるまで待ちました
7時半過ぎ頃、1番星が見えてきました
アークトゥルス(うしかい座)です
2番目に見えてきたのはベガ(こと座)
しかし、雲も晴れず、月もなかなか見えず、、、
秋山さんが撮影した星の写真などを見せてもらいながら、
宇宙に思いをはせました
8時過ぎには、北斗七星も観察できました!
なかなか星を見るのは難しかったですが、
秋山さんのお話を楽しく聞かせていただきました
ご参加いただいた皆さん、講師の秋山さん、どうもありがとうございました
また、マスクの着用や距離の確保等にご協力いただきまして、
ありがとうございました!
令和2年6月3日(水曜日)、《潟来さんぽ》を開催しました!
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月から5月までの自主イベントの開催を自粛しておりましたが、
6月より感染症対策を行いながら、一部のイベントを再開していくことにいたしました
実に3か月ぶりのイベント開催
みんな来てくれるかな~と心配しておりましたが、
たくさんの方にお集まりいただきました
マスクの着用と、距離をとること、
また少人数で回れるように2班に分かれて行いました
まずはサクラのお話。
今年はお花見に行けなかった方も多いのでは、ということで
サクラの実や、蜜腺を観察しました
ヤマボウシの花を観察したり、
カキツバタの花の仕組みを観察したり、
鵜ノ池のハスのお話をしたり、
最後は見頃を迎えているバラを見たり匂いを嗅いだり
ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました
感染症対策にもご協力いただき、ありがとうございました
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