公園内にハリネズミ(?)出没!
日に日に木々の葉が少なくなり、いや~な冬
の足音
が聞こえてきそう…
そんな さみしい公園にハリネズミ出没です
本物じゃないけど、いやされる~~~ッ
でも…ちょっとハリネズミには見えない気も…
みなさもチャレンジしてみてください
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日に日に木々の葉が少なくなり、いや~な冬
の足音
が聞こえてきそう…
そんな さみしい公園にハリネズミ出没です
本物じゃないけど、いやされる~~~ッ
でも…ちょっとハリネズミには見えない気も…
みなさもチャレンジしてみてください
秋の公園で遊んで帰ると思いもよらず”ひっつき虫”を連れてきてしまうことってありますよね
私も草やぶをかき分けながら園内を回っているとちくちくと違和感
もしやと思い、上着やズボンを見てみると
ああ……!やっぱりついていました、”ひっつき虫”
ひっついていたのはこんなクワガタムシのような形の、何だこれ?
”ひっつき虫”とは呼んでいますが、実は虫ではないんです(しってるよ!)
これはアメリカセンダングサというキク科の植物の果実なんです
タンポポが綿毛で種を飛ばすように、柿やアケビが甘い実をつけて鳥に食べてもらいフンと一緒に遠くへ種を運ぶように
アメリカセンダングサは”ひっつき虫”の果実を人や動物にくっつけて遠くに運んでもらうという生存戦略をとっているのです
だけどこれはどうやってひっつくの?クワガタムシのように2本の角(のようなもの)で挟んでくっつくの?と思われる方もいるかもしれません(思わないよ)
ここで最初の写真のUP図を見てみましょう
2本のとげをよ~~~く見てみると、とげの上にさらに細かいとげがついています
このとげ上のとげが服の繊維や動物の毛に絡まって付いてくるのです
ひっついてくると一つ一つ取らなくてはいけないので大変ですが、よく見るととても面白い植物なのでぜひ観察してみてください。
また他にも”ひっつき虫”はたくさんいます、探して調べて
ひっつけて
、楽しんでみてはいかがでしょうか
これ な~~~んだ
ちなみに上の写真は「バウムクーヘン」ではなく…「バームクーヘン」です
違いは省略させていただきますが…
みなさんはどのお店のバームクーヘンがお好きですか?
最近は、コンビニエンスストアも有名店に負けないくらいのクオリティーですよね
なんと! バームクーヘン消費量世界一は「日本」だそうです。
ところで!皆さんバームクーヘンの意味はご存じですか?
バームクーヘンは、ドイツ語で「木のケーキ」という意味で、とても縁起のいい食べものだそうです
縁起がいいと言われる理由は、繁栄と長寿のモチーフである大木の年輪のような見た目をしているからで、特に結婚式では、二人が夫婦となって「いつまでも仲良く途切れることなく、年月を共に重ねられますようにと…」願いが込められているそうです
突然、どうしてこんな話を始めたかと言うと…公園では「安全性の確保」や「樹木の健全育成」などの理由から、伐採しなければいけない樹木があります
伐採されてしまった樹木は、薪材やチップ加工によりリサイクルされますが、ほとんどの根株は掘り取りが困難で、そのまま残されてしまいます。
森の中で おいしそうなバームクーヘン見~つけたッ
食べられないけど
少しだけ…「年輪(ねんりん)」のお話しを。
「この木は年輪が●本あるから●●歳だね!」
そう言っていたことを思い出します
樹木は初夏にもっとも成長し、気温の低下とともに成長が止まります。
成長が早い→細胞分裂が活発なため材の色が薄くなる
成長が遅い→細胞の生産量が少ないため材の色が濃くなる
その成長の差がバームクーヘンのような年輪をつくります。
年間の気候変動が激しい地域では、一年間に本の年輪《成長輪》ができることがあります
その反対に、気候変動がほとんどない熱帯では年輪ができない樹木もあります。ホームセンターなどでも見かけることがある「ラワン」がその代表です
日本は四季がはっきりしているので、一年に
本の年輪ができます。切株や丸太を見つけたら、その木が何歳だったのか数えてみてください
「植物の不思議」に触れることができるかもしれません
【どんぐり工作教室】
11月14日、秋晴れで公園内は大変賑わう中、どんぐりや木の実を使った工作教室を実施しました!
まずは自分好みの木のスライスを選んでもらいます
その後、コナラやクヌギ、ハンノキなど、作りたいとイメージするものに合いそうな木の実を選びます(公園に落ちているものをたくさん用意しました)
選んだ木の実に思い思いの色を塗り、
色塗りが終わったら台にくっつけて完成です
どの作品も個性あふれる素晴らしい作品でした!!
おうちでも簡単に作れますので是非試してみてくださいね
この秋、開催しました教室をご報告します!
【野鳥観察会】
10月28日、よく晴れ、鳥の鳴き声が透き通る観察会日和な教室開催でした!
集合地点のビジターハウスの周りには、コガモがウッドデッキに上がり休憩していたり、木橋の手すりに乗っかっていたりとほっこりしちゃいます
皆さん双眼鏡で木の上のメジロを見ています
木にいる虫でも食べているのかな?
かなり近い距離でも逃げ出さなかったのでとてもよく見ることができました
コハクチョウやアオサギ、カワセミなど合計22種類もの野鳥を観察できました
普段、何気なく見ている鳥の姿や聞いている鳥の鳴き声は実はとてもバラエティ豊かなことに気付ける観察会になりました
ぜひ皆さんも教室ではなくても野鳥の声や姿を楽しみに公園に来てください
いつもはじゃまものあつかいされる落ち葉も、この時期、公園では一番の人気者
子どもたちは、落ち葉をたっぷり集め、両手いっぱいに落ち葉を抱え、空高く『落ち葉シャワ~
』
遊び道具なんてなくても、みんな公園でしかできない“公園遊び”楽しんでます
植物として役目を終えた落ち葉に、魔法をかけると…
落ち葉がバラの花に生まれ変わりました!
こんな“落ち葉あそび”も楽しいですよ
※「虫食い痕」はスルーしてください
秋も深まり、冬が近づいてくると落葉樹は一斉に“葉っぱ”を落とします
なぜ落葉樹は一斉に“葉っぱ”を落とすのか
「寒くなったから枯れて落ちるんでしょ。」
落葉樹は、冬に“葉っぱ”があると生きていけないというミステリーです。
秋を迎え、日照時間が短くなり、気温が低下するにつれ、“根っこ”の水分を吸い上げる力が弱くなってしまいます。
落葉樹は“葉っぱ”の面積が広く水分を蒸散しやすいため、“葉っぱ”を落とすことで水分収支のバランスをとっているんです。
“葉っぱ”が残っていると樹木が枯れてしまうので、生育に不利な冬は、自分の意志で一斉に“葉っぱ”を落とし休眠するというわけです。
ちなみに、植物は“根っこ”から水分や養分を吸収しますが、間違って吸収した不要なものや老廃物を“葉っぱ”にため込んでおいて、この時期、一斉に捨てるという役割もあります。
この時期、公園には色も形も大きさも違うたくさんの落ち葉があります。
落ち葉に空いた穴から覗いてみたり…並べてグラデーションを楽しんでみたり
…落ちている枝に落ち葉を刺してみたり
…落ち葉だけでもいっぱい楽しめますよ
10月18日〔日曜日〕、新潟市ネイチャーゲームの会の皆様を講師にお迎えし、親子で楽しむにネイチャーゲームを開催しました。
秋が進み、とてもすごしやすい天気の中多くのご家族に参加いただきました!
密にならないようにソーシャルディスタンスに気をつけながら
小さなどんぐりになって公園内の住む場所を探しました
切株の中の隙間にも住んでいました!
その後、植物の実や葉、皮をみつけるアクティビティ
皆さんうまく見つけられました!
次回、11月22日〔日曜日〕、今年度最後のネイチャーゲームになります。
皆さんのご参加をお待ちしております
詳細はイベントページをチェックしてください