平成28年11月2日、《庭木・草花の育て方実践講座(新潟日報カルチャースクール)》が
開催されました!
講師は新潟県立植物園職員で、樹木医である田中良明さんですヾ(o・ω・o)ゞ
本日は、冬囲いについて学びました
雪深い新潟県。
雪の重みで枝が折れるのを防いだり、冷気から守ったりするために
冬囲いは大切な作業ですよね!
まず、冬囲いをする上で、結びの基本となる『男結び』を実践!
『男結び』は、しゅろ縄やわら縄で結ぶとき、
ぎゅ―っと締めることができて、緩まないという結び方。
複雑な結び方ではないのですが、慣れるまでは難しいそうです

次に、『雪吊り』について。
金沢の兼六園の雪吊りが有名ですよね!
中心となる柱のてっぺんの部分のつくり方について学びます。
垂らす縄をまとめるとき、縁起を担いで、
上から三回巻、五回巻、七回巻にして、男結びで結びます!
エントランスゾーンの松に、実際に雪吊りを施しました。

最後は、鉢植えなどに使う、『ワラボッチ』を作りました!
↑わらを結んで、広げながら編んでいって・・・
↑傘のようにして、守るというもの。
これで、新潟の雪から大切な庭木を守れるのか・・・!?(笑)
でもワラボッチはかわいらしいので、お庭にあれば話題になること間違いなしです!
冬囲いは、装飾の目的もあります。
新潟では必要不可欠な冬囲いですが、
雪の降らない地域でも、雪から守るような冬囲いをされているものを見かけますよね
冬の殺風景な庭を楽しんでもらおうという、伝統的な日本人の心のあらわれなのですね
ご参加いただいた皆さん、講師の田中さん、ありがとうございました p(^ω^q)
松の雪吊りは、職員で完成させました
