シーズン中に80~90回も・・・!
今日は芝生の作業についてのお話を!
第1弾は、もっとも日常的に行っている刈り込みを紹介したいと思います。
タイトルの「年間に80~90回も・・・!」とあるのは、シーズン中に行う刈り込み作業の回数なんです。
天候やストレスの程度によって変わりますが、芝生の伸びが早い時は1日おきに作業を行います。
『そんなに~ッ!!』 ・・・って思われますよね~。
刈り込みは最も日常的に行う作業で、芝生を元気に育てるためにも重要な作業なんです。
リールモア(↑写真の機械です)と呼ばれる専用の機械で刈り込みを行うのですが、このリールモアの刃の切れ味で芝生の生育が左右されてしまうんです。
切れ味が悪いと、葉先がささくれたようになり、芝生の生育が悪くなってしまいます。
芝生へのストレスをできるだけ小さくするため、毎回、刃の研磨と調整を行っています。
ところで・・・
「ビッグスワンの芝生」 一日で、どれくらい伸びるでしょ~か??
正解はないんですが・・・生育が最も旺盛な時期で・・・5㎜ほど伸びるんです!
驚き!ですが、これほど伸びてしまうため、定期的な作業が欠かせないんです。
なぜ、定期的な作業が欠かせないか? 葉っぱの1/3以上を一度に刈り込んでしまうと、根の生育を抑制したり強度のストレスを与えてしまったりするので、規則正しく・・・定期的に刈り込みを行っています。
芝生って、私たち人間と同じ「生きもの」なんです。
ただ・・・“自分からは動けない”“話すことができない”生きものなんです。。。
芝生の気持ちになって、芝生が元気に育つために求められている作業や作業方法を決めているんです!! ちょっと・・・かっこいい言い方になっちゃいました。。。
今回は“刈り込み”を取り上げましたが、これから色々な作業を紹介していきたいと思います。