芝生張り替え

2014年2月 7日 (金)

早く上がって! 早く下がって!

あっという間に! 2月も一週間が経ってしまいました。

雪は降らない・・・積もらないものの・・・今冬は寒い日が続いています。

今日の朝刊に『水道管の凍結相次ぐ』との記事が掲載されていました。

5日・6日の両日で、水道管が凍ったり破裂したりするトラブルが相次ぎ、水道局への相談や追い合わせが殺到しているようです。

新潟市内の一部は非常に風が強く、気温が「+」を表示していても凍りついてしまうことは日常茶飯事sign03

芝生も保温シートを被っているとはいえ・・・寒いだろうと思います。

今日から5日間ほどは→曇時々雪マークが続き、“気温”“日照”も期待できません。。。

昨日の“しばふ物語”でも触れましたが、2014シーズンはJ1リーグの中断期に『芝生の張り替え』という大きな作業が待っています。

『今の芝生を一旦剥がし→元の場所に戻す』という方法を採るため、春期の大々的な更新作業もできず・・・

中断期までに“根っこ”をいっぱい張らせなければ、この張り替えが成功することはありません。。。

しかも、使いながらの芝生育成になりますので、リスクは非常に高くなってしまいます。

幸いにも今冬は積雪が無く・・・芝生にとってはup

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“気温”“天候”も安定しないまま・・・保温シートの設置から一週間が経ってしまいました。

そろそろ一度は剥がしたいところですが、しばらくは無理なようですsign03

これから徐々に気温は上がってくれると思いますが・・・今シーズンはwatch時間”との勝負になります。

                               

早く上がってup “気温”“芝生の状態”

早く下がってdown “芝生の根っこ”

                                

 

2014年2月 6日 (木)

欲しいのは・・・“陽”と “暖かい空気”

まだ気が早いような気もしますが、まとまった雪が降ることはなさそうです。

この先一週間の予報を見ても  曇時々雪「曇時々雪」が前半に見られるだけsign01

今シーズンは「芝生の張り替え」が予定されているだけに、雪に覆われないことはとっても嬉しいことですnote

2014シーズンが始まる前ではありますが、「芝生の張り替え」について少し触れたいと思います。


デンカビッグスワンスタジアムは、公益財団法人日本陸上競技連盟様から公認を受けた第1種陸上競技場です。

この第1種陸上競技場の公認を受けるためには様々な基準をクリアしなければいけません。

このため、2013年度には“陸上トラック全面オーバーレイ”が行われ、陸上情報処理機器が新しく更新されました。

様々な基準の中に、ハンマー投げや円盤投げなどの投てき競技に係わる着地面(芝生面)の高さも規定されており、この芝生面の高さが基準を超えてしまったため、芝生面を下げるために張り替えを行うということになりました。

平均で15㎝程度を下げることになります。

一般的には、芝生一面分を外部の圃場で2年程度育て、スタジアムへ移植するという方法を採りますが、当スタジアムは別の方法を採用することで新潟県から準備を進めていただいております。

ワールドカップ日韓大会から12年ほどが経過しましたが、この貴重な芝生を活かし続けたいという思いが一番強く、もちろん経費の縮減にもつなげることができることから、一度、剥ぎ取った芝生を別の場所で保管し、整地後に保管していた芝生を戻すというものです。

5月24日に開催されるJリーグヤマザキナビスコカップ第5節の翌日から作業を開始し、ワールドカップブラジル大会のためのJリーグ中断期に張り替え工事と養生を行い、7月23日のJリーグ第16節から再開をするという予定でいます。

詳細は後日、ご報告をいたしますが、今いる芝生を使いながらの張り替え工事で、不安要素は山ほどあります。

そんな気持ちをご理解いただき・・・この張り替え工事により、スタジアムの芝生利用に制限がかかることがあると思いますが、皆様からのご理解ご協力をお願いいたします。


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午後から明日にかけ、また雪が降り始め、気温も「+」には達しないようです。。。

今は・・・何よりsunお日様の“陽”と暖かい“空気”が欲しいッsign03