かくれんぼ!?
Q 芝生になりすましている“もの”な~んだ!?
↑写真中央部を見ると!! 芝生とはちょっと違う格好の生きものが・・・。
これッ! スズメノカタビラという植物なんです。。。
一般的には“雑草”なんて呼ばれていますが・・・。
ちなみに・・・“雑草”という植物は無いんですが、スタジアムの芝生には邪魔者なので“雑草”と呼ばせてもらっています!!
芝生と同じイネ科の植物で、一見、芝生と見間違ってしまうほど、芝生に似ています。
このスズメノカタビラ!株が大きくなってしまうと・・・ボールの転がりに支障が出てしまい、プレーイングクオリティーが低下してしまいます。
また、このスズメノカタビラがあることで、病気が発生しやすくなってしまいます。
そこで、芝生の中に隠れているスズメノカタビラを無くすため、地道に手取りで除草し続けるんです!!
地味~な作業ですが、スポーツターフには欠かせない作業なんです。
そういえば・・・“かくれんぼ”なんて、もう30年以上もやってないな~~!! 久しぶりに・・・。
スズメノカタビラって?
スズメノカタビラ(雀の帷子)は、イネ科の1年草です。
世界中に分布し、古い時代に麦類の栽培とともに各地に帰化した植物とされています。
“スズメ”は小さいことを意味し、“カタビラ”は裏地の無い単衣(ひとえ)の着物(=麻製)を意味します。
イメージ的には、“麻の着物から顔を出しているスズメさん”といったところでしょうか!?
イメージだけをとると、ちょっと可愛いですけどね・・・。