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2011年12月14日 (水)

緑に・・・“緑”

この時期には珍しく・・・sun

放射冷却で朝は冷え込み!! 芝生には霜が降りていました。。。

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これから・・・もっともっと厳しい寒さに向います。。。

グラウンドの真ん中にで寒さと戦う“生きもの”がスタジアムにはいます!!

 

それは・・・もちろん“芝生”です!

 

寒さに強い芝生といっても、日平均気温が5℃を下回ると! 生育を止めてしまいます!!

冷たい風にあたり・・・冷たい雪に押しつぶされ・・・冬が過ぎ去る時を待ちます。。。

 

芝生を、少しでも健康な状態で春が迎えられるよう この時期にしか行わない“ある作業”があります。

 

“ある作業”とは・・『着色』です!!

 

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「え~ッ! 芝生に色をつけているの!?」

 

このブログを見ている方から聞こえてきそうです。。。

でも・・・この作業には大きな意味があります。

 

芝生を寒さから守るために葉自体をコーティングしているんです。

コーティングすることで・・・「葉緑素の生成が促進され芝生を健康に育てる」「春の立ち上がりが早い」「近赤外線領域(熱線)の吸収率が高まり葉温・地温が上昇する」などの効果が期待できるというわけです!!

 

ちなみに! 

近赤外線とは、波長がおよそ0.7-2.5μm(マイクロメートル)の電磁波で、赤色の可視光線に近い波長を持つ。性質も可視光線に近い特性を持つため「見えない光」として、赤外線カメラや赤外線通信、家電用のリモコンなどに応用されています。

 

できるだけ芝生本来の色調に近い“緑色の芝生用着色剤”を散布することで、スムーズに2012シーズンへ移行させることができます。

 

この時期の・・・1回だけの・・・着色剤散布のお話でした。

 

書き忘れるところでしたが・・・スワンフィールドのエルトロは4月に着色します。