« 大きな花火を! | メイン | 陸上トラック改修に“驚き”と“感心” »

2013年8月 4日 (日)

“行うリスク”と“行わないリスク”

昨日、新潟もようやく梅雨明けを迎えました。

いよいよ夏本番!

 

寒地型芝草にとって、盛夏期には極力、避けたい作業があります。

芝生にとってダメージの大きくなるような作業・・・例えば、エアレーションとか・・・

ですが! そのエアレーションを今日から実施しています。

見た目には、穴があいていることがほとんど分かりません。(↓写真右)

Img_1479 Img_1473

ここ数日間の“芝生”“基盤”の状態を見ていて、リスクはありながらもエアレーションを行うべきとの判断に至りました。

エアレーションを行わないリスク”“エアレーションを行った場合のリスク”を比較検討した結果“エアレーションを行わないリスク”きいと判断しました。

その中でも、芝生のダメージを極力、少なくする方法での作業となります。

今回は浅層改善のためのエアレーターを使用し、タインも棒状のムクを使用しています。

芝生の健康状態に応じ、エリアによって穴の深さを変えたり作業時間帯を調整したり・・・

同じピッチでありながらも、エリア毎の管理が必要になってきます。

 

そして・・・今日から! 芝生の周りでは、いよいよウレタン塗布作業が始まります。

“ウレタン”“芝生”同様、繊細な“生きもの”のようです。

もっとも!ウレタンも乾いてしまえば“生きもの”ではなくなってしまいますが・・・

気温の高い時間帯の作業では品質が確保できないため、16時からの夜間作業が4日間ほど続きます。

1 2 

特に明日から3日間は23時頃までの作業となります。

スタジアムのフィールド照明が点灯していますが、皆様からのご理解ご協力をお願いいたします。