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2013年12月18日 (水)

“葉っぱ”のコーティング!

今年の冬は例年以上に日照時間が少なく、12月1日からの日照時間は累計で36時間ほど・・・

ただでさえ日照時間が少ない“新潟”なのにsign01 これでは芝生も可哀そうで・・・

今後の天候が気になります。。。

まだ新潟の冬は始まったばかりsign03 これから、もっともっと厳しい寒さに向かいます。

そんな中、芝生は“寒さ”から逃げることもできず・・・裸の状態で“寒さ”と戦うことになります。  

寒さに強い寒地型芝草といっても、日平均気温が5℃を下回ると生育を止めてしまいます!!

冷たい風にあたり・・・冷たい雪に押しつぶされ・・・暖かい春が来るのを待ちます。。。

少しでも健康な状態で春が迎えられるよう 芝生に『着色』を行います。

この着色作業はシーズンが終わった、この時期にしか行いません。

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「え~ッsign03 芝生に色をつけてるのsign02

 

そんな声が聞こえてきそうですが・・・・着色剤で“葉っぱ”をコーティングし、寒さから芝生を守るという大きな意味があります。

“葉っぱ”をコーティングすることで・・・「葉緑素の生成が促進され芝生を健康に育てる」「春の立ち上がりが早い」「近赤外線領域(熱線)の吸収率が高まり葉温・地温が上昇する」などの効果が期待できるというわけです!!

 

ちなみに! 

近赤外線とは、波長がおよそ0.7-2.5μm(マイクロメートル)の電磁波で、赤色の可視光線に近い波長を持ちます。可視光線に近い特性を持つため「見えない光」として、赤外線カメラや赤外線通信、家電用のリモコンなどに応用されています。

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できるだけ芝生本来の色調に近い着色剤を散布し、少しでもいい状態で2014シーズンを迎えられるようにする『着色剤散布』のお話しでした。