“寒さ”と“ボルト”との戦い!?
今シーズン一番の寒気だけあり とても寒いです。。。
気温の低い時に風が吹いていると実際の気温より寒く感じる事を体感温度と言いますが、一般的には風速1mに付き1℃冷たく感じると言われています。
今日も風が強く、今朝の体感温度は-9℃ほど
もちろん 芝生もこの温度を体で感じています。
この寒気に襲われる前に 芝生の上に5㎝ほどの積雪を期待したのですが・・・残念
芝生を雪が覆ってくれれば・・・この寒さも多少は和らいだはずなのですが・・・芝生も寒さと戦っています。
雪国の芝生管理では、降り過ぎは困りますが・・・全く降らないのも困ります・・・
この「最強寒波」で三連休も寒くなりそうです。。。
お仕事の方もお休みの方もお出かけには十分ご注意ください。
芝生の話を少し離れますが、シーズンオフに入ったデンカビッグスワンスタジアムでは、とても地味で・・・とても過酷で・・・寒さと戦いながら・・・ある作業が進められています。
上の写真は昨年末に撮影したものですが、何の作業をしているか分かりますでしょうか
実は、スタンドのイスを固定しているボルトの増し締めをしているんです。
使用を繰り返すことでボルトが少しずつ緩んでしまいます。
皆様から気持ちよくご利用いただきたいとの思いを込め、シーズンを迎える前の寒い時期に行っているというわけです。
一つのイスは4本のボルトで固定されているため、全てのイスのボルトは160,000本以上
スタジアム職員で、先ずは1層目を仕上げていきます。
2時間も作業するとぐったりしてしまいますが、これからも地味~に進めていきます。