SMAP。。。Mr.Children。。。EXILE。。。
昨日の“暑さ”がどこへやら!?
今日はコンサートの話を少し・・・ちょっと話が長くなりそうですがお付き合いください。。。
「タイトル」は2006年以降にビッグスワンでコンサートを開催したアーティストです。
私(K)は2006年からスタジアムの芝生と一緒に歩き始めました。
歩き始めた早々に、『コンサート』 の話が舞い降りてきました。
スタジアムでコンサートを行う場合、芝生を含むグラウンドが“アリーナ席”へと変わります。
そのため、芝生には「テラプラス」という資材を敷き詰め、芝生を保護しています。
↓テラプラス【表面】 ↓テラプラス【裏面】
保護材は数種類ありますが、このテラプラスが最も芝生の保護効果が高く、スタジアムでのコンサートには無くてはならないものになっています。
でも・・・↘↘
コンサートが開催される時期は“夏”の間。。。“夏”と言えば。。。寒地型芝草にとっては一番、元気の無い時期です!!
過去にもコンサートを開催していますが、芝生にはテラプラスの“足跡”がついてしまいます。
その数・・・なんと!!130,000個!!
テラプラスの足跡は、(テラプラスの設置時間や天気によりますが)回復するまでには2週間以上かかります。最悪の場合は枯れてしまいます。
そんな状況を“見たり”“聞いたり”していましたので、寒地型芝草にとっては“コンサート”と“サッカー”の両立は絶対に不可能。。。
でも・・・↗↗
“県民の皆様からの期待” “新潟の活性化” “関係各位のご尽力” “アーティストからのコンサート新潟開催希望” 等を繰り返し考えていると・・・『コンサートとJリーグの両方を成功させなければ・・・』という気持ちが日に日に強くなり、とうとう我慢ができなくなってしまいました。
同時に『Jリーグでも恥ずかしくない芝生づくり』に向けた対応を考え始め~(スミマセンが省略します)~コンサート後、“鳥肌”が立ってしまうくらい、コンサートがあったことを疑うくらいのきれいな芝生が“顔”を見せました。
☆平成19年《コンサート:8月11日》
↓8月6日【コンサート前】 ↓8月15日【コンサート後】
☆平成22年《コンサート:8月10日》
↓8月6日【コンサート前】 ↓8月17日【コンサート後】
『どうして芝生が傷んでないの・・・!?』
その理由は、従来の「テラプラス」と“芝生”の間に、3㎝ほどの、ある・・・緩衝材を入れました。
『緩衝材が有ると無いでは、どれくらい違うの?』
芝生の傷みが全く違います!!
下の写真は、どうしても緩衝材を敷くことができず、テラプラスだけだったものです。
ちなみに・・・緩衝材を入れると、こんな感じです!!
この工法は全国でも初めての取り組みで、特許出願・公開中です!!
これからも、芝生のプレーイングクオリティーを確保しながら、自分にしかできない芝生管理を精一杯やり通し、新潟県民の皆様が他に誇れるスタジアムであり続けられるよう頑張ります!
長~くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。。。