グラウンドから姿を消す芝生!?
『綺麗で当たり前の芝生』ですが、使いすぎるとどうなるのか!?
芝生の利用に伴う“損傷”が回復することなく衰退していく状態が「使いすぎ」といわれる状態です!
使いすぎてしまうと・・・芝生は潰されたり、擦り切れたりしていきますので、芝生は無くなり砂地だけが残ってしまいます。。。
こうなってしまうと、試合に悪影響が出てしまうことはもちろん、最悪の場合、プレーしている選手のケガにつながる恐れもあります。
観戦している方にとっても グリーンのピッチが“まだら模様”になってしまっていては気持ちの良いものではないと思います。
“芝生の回復力”と“新たに生まれた芝生”でスポーツターフを育てていきますが、この方法にも限界があります。
新たな芝生を育てるために蒔いた種は、時間が経つと発根・発芽しますが、植物体として形成される前に利用が入り、大半の新芽が育たぬまま、グラウンドから姿を消してしまいます。。。
播種で対応しきれない場合は“張り替え”しか方法がありませんが、張り替えは健康な根を切ってしまうため、根付くまでは傷つきやすい状態が続きます。
この状態で使用を続けると、芝生がすぐに傷んでしまい、また!張り替えを繰り返すという悪循環に陥ってしまい、結果的に、美観と品質は低下し、管理費も増大していまうという結果が待っています!!
『綺麗で当たり前の芝生』ですが・・・綺麗でいられるために、“芝生”は死ぬ程の覚悟で戦っていることも忘れないでください。。。