ほぼ同じタイミングで“更新作業”と“ライン引き”が始まりました。
“更新作業”は芝生管理作業! “ライン引き”は陸上トラック改修工事!
作業状況を見てみると・・・
こちらは“更新作業”
黒っぽく見えているのが“穴”
穴の間隔は7㎝ほど! 穴の深さは15㎝ほど!
一旦、生育状態は落ち込みますが、この作業をすることで芝草の健康状態を取り戻すことができます。
「あ~待ち遠しい!」
こちらは“ライン引き”
型枠を使い一本一本丁寧にスプレーガンで塗装していきます。
キレイなラインが仕上がっていきます。
陸上トラックのリニューアルが 「あ~待ち遠しい!」
今日一日、我慢すれば明日からは気温が下がってくれるようです。
今日最初の作業は・・・吸水!
吸水???
陸上トラック改修は、いよいよ今日からライン引きが始まります。
早朝にレインガンで散水したため、ライン引きを行うウレタンがビショビショになってしまいました。
陸上トラックのライン引きが少しでもスムーズに行えるよう、濡れた陸上トラックの吸水作業を行いました。
そんなに濡れていないと思っていた陸上トラックですが、作業してみるとおもしろいほど水が溢れてきました。
芝生のほうはというと・・・今日から“更新作業”の開始です。
寒地型芝草にとっては、この時期の更新作業はとてもダメージの大きい作業になります。
色々と悩んだんですが、芝や基盤の状態、今後の利用状況や天候などを考慮し、更新作業を行うことに決めました。
作業開始は、屋根の日影が芝生に入り始める午後1時を予定しています。
エアレーション(バーチドレン)・播種・目砂散布などが一連の作業となります。
今回はダメージの少ない棒状のムクタインを使用します。
“更新作業”や“陸上トラックのライン引き”は、後ほど、この「しばふ物語」の中で!
夜と朝がすっかり涼しくなりました。。。
“芝草”にとっても“人”にとっても過ごしやすいですね!
日中も暑いとはいえ、盛夏とは違い! 日ごとに秋めいてきました。
このまま涼しくなってくれるといいのですが、再び“残暑”が戻ってくるでしょう。。。
今日は『2013 J.LEADUE Division 1 第23節 アルビレックス新潟vs.ジュビロ磐田』
ゲーム時の予想気温は25℃ほどと涼しいようですが、スタンドは“オレンジの熱気”に包まれるでしょう!
確実に“勝点3”を積み上げているアルビレックス新潟
“勝点33” で 一気に上位へ顔を出してくれそうです
今日のゲーム! 見逃せません!!
サポーターの皆さま!19時に東北電力ビッグスワンスタジアムで一緒に戦いましょう!!
10月19日(土)
東北電力ビッグスワンスタジアムを含む新潟県スポーツ公園で、こんな楽しいイベントが開催されます。
(こちらをクリック→)『スポーツ公園エンジョイラン2013』
既にエントリーが始まっています。
美味しく 楽しく 走る エンジョイイベントです。
こちらは“あま~~~い熱気”に包まれて!
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
まだまだ日中の気温は上がってしまいますが・・・嬉しいことは夜温が下がってくれること!
日中に受けたストレスを気温の下がる夜間に緩和してくれることで、少しずつではありますが、“葉っぱ(地上部)”の方は元気が出てきているようです。
←“根っこ”の生育適温は(こちらをクリック!)
でも、“根っこ(地下部)”の方はまだまだ衰退傾向にあり、前節のJリーグでも傷みが顕著に現れてしまいました。。。
明日は中3日での『2013 J.LEADUE Division 1 第23節 アルビレックス新潟vs.ジュビロ磐田』
明日のゲームに支障をきたさないよう・・・傷んだ部分の張り替えを!
早く! 地温が下がってくれるといいのですが・・・
『2013 J.LEADUE Division 1 第22節 アルビレックス新潟vs.川崎フロンターレ』
7時くらいから非常に強い雨が降り、一時はヒヤッとしましたが・・・今は程よい天気! 19時のキックオフには、いい環境になりそうです!
今は雨も上がり、アルビレックス新潟の“勝利への舞台づくり”を進めています。
ラインも難なく引けそうです。
気温もようやく落ち着きつつありますが、地温がまだまだ下がらず・・・寒地型芝草の“根っこ”はこれからも衰退を続けます。
長期予報では9月は残暑が厳しいとか・・・
もう少しの間! 一緒に頑張ろうね!!
10月19日(土)
東北電力ビッグスワンスタジアムを含む新潟県スポーツ公園で、こんな楽しいイベントが開催されます。
(こちらをクリック→)『スポーツ公園エンジョイラン2013』
既にエントリーが始まっています。
美味しく 楽しく 走る エンジョイイベントです。
ご興味のある方は、ご参加ください。
こちらも・・・チームメイトで楽しく 一緒に頑張ろうね
『降らない時は全く降らない・・・降る時は大雨が・・・』 何度か繰り返しているこの言葉。。。
先ほどまで大降りしていた雨ですが、今は上がり、時折ポツポツと
明日は久しぶりのホームゲーム!
『2013 J.LEADUE Division 1 第22節 アルビレックス新潟vs.川崎フロンターレ』
明日のゲームに備え! 今日は補植作業を行っています。
大きな傷はこの補植作業でキレイにしていきます。
↑上の写真で気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、芝生の縁がちょっと枯れています。
これはウレタン改修工事の際に塗料が飛んでしまい、付着した塗料で“葉っぱ”が枯れてしまったんです。
明日は9時くらいまで
一番気になる“ライン引き”(←クリック)は問題なく行けそうです
『ほっ』
8月も後半に入りました。
月曜日から僅かながら気温が下がるようですが、“予報”は“予報”なので、どうなるのか・・・
日差しは和らいだものの・・・相変わらず気温は高く・・・
寒地型芝草にとっては、この“暑さ”が死活問題になってしまいます。
今日は寒地型芝草が、夏場の生育が落ち込んでしまう現象「サマーディクライン」についてのお話しです。
寒地型芝草を含めた大半の植物は「C3植物」、暖地型芝草(野芝・ティフトンなど)やトウモロコシ・サトウキビなどは「C4植物」、サボテンなどは「CAM植物」に分類されます。
C3植物は高温や紫外線に対する感受性が非常に高い植物です。
新しい“根っこ”や“葉っぱ”をつくり体を成長させるための“炭水化物”を光合成で生産します。
生産された炭水化物のうち、呼吸や成長に必要なもの以外の余ったものは貯蔵養分として蓄えられ、春や秋の発根や発芽に使用されます。
しかし、夏季の高温時には、「光合成機能の低下」「発根機能の低下」「呼吸の増大」などにより、せっかく蓄えられた貯蔵養分が消費されてしまいます。
この消費が進むと、“根っこ”や“葉っぱ”の生育を維持できなくなってしまいます。
地温が27℃以上になると新しい“根っこ”の発生が無くなり、生育していた“根っこ”も衰退し、地温が30℃を超えると更に進んでしまい、35℃以上になると完全にその機能を失ってしまうと言われています。
特に怖いことは、熱帯夜で地温が下がらないこと。呼吸による炭水化物の消耗が激しく、“根っこ”の衰退が促進されてしまいます。
これが、寒地型芝草に見られる「サマーディクライン」の仕組みです。
ちなみに! 午前11時現在の地温は・・・28.9℃
サマーディクラインに負けないよう! 常に“透水性や通気性の確保”“適正な刈高”“肥培管理”などに取り組んでいます。
《陸上トラック改修》
いよいよ!第3工程の「エンボス加工」が始まりました。
“芝生”も“人”もサマーディクラインには要注意!
この“暑さ”! いつまで続くのでしょうか???
日中の暑さから芝生を保護するため、センターを中心に『温度上昇防止剤入りシート』を設置しています。
陸上トラック改修も作業が進み、陸上界で呼ばれている“Aゾーン”と“Bゾーン”の「トップコート」を行います。
“Aゾーン”はピッチ南(右)側の半円部分!
“Bゾーン”はピッチ北(左)側の半円部分!
芝生にウレタンや塗料が飛ばないよう養生します。
ウレタンが付着した部分は熱で枯れてしまいそうですが・・・刈り込みをすることで、問題はないと・・・
今日も“暑さ”に負けず! 頑張りましょう!!
暑さによる芝生のストレスもあり・・・予定していた刈り込み作業を中止しました。
最近!最高予想気温よりも5℃ほど高くなっているようです! そんな中でも・・・最低気温が下がってくれるのはとても有り難いことです。
2009年までは、新潟で熱帯夜《夜間の最低気温が25℃以上の日》を記録する日は数日しかなかったのですが、2010年の8月は毎日が熱帯夜! 2011年&2012年の8月は半月が熱帯夜!
最近は最低気温が25℃台になると、何故か涼しく感じてしまいます。。。
“気温”に対する感覚がおかしくなっているのか???
芝生の周りでは陸上トラック改修が着々と進んでいます。
今は、2段階目の後半作業「ウレタン(耐久層)仕上げ作業」を行っています。
ウレタン上は・・・暑くて!熱くて
作業されている皆様、体調管理には十分お気をつけください。