我慢の限界!
異常なほどの“暑さ”
芝生の上はどれくらいの温度になっているのでしょうか???
芝生の上は・・・41℃
この時期だけは感謝しきれない“大きな屋根”でできた日影では・・・32.3℃
“日なた”から“日影”に入ると・・・暑さを忘れてしまいます。。。
この白いシートの正体は・・・(こちらをクリック)
苦手な暑さに負けないよう精一杯 頑張っている芝生にも我慢の限界ってものが・・・
※温度は午後2時に測定したものです。
異常なほどの“暑さ”
芝生の上はどれくらいの温度になっているのでしょうか???
芝生の上は・・・41℃
この時期だけは感謝しきれない“大きな屋根”でできた日影では・・・32.3℃
“日なた”から“日影”に入ると・・・暑さを忘れてしまいます。。。
この白いシートの正体は・・・(こちらをクリック)
苦手な暑さに負けないよう精一杯 頑張っている芝生にも我慢の限界ってものが・・・
※温度は午後2時に測定したものです。
朝から暑く・・・ただ今の気温30℃! 湿度81%!!
この蒸し暑さが芝生には大敵!!
芝草1本1本は非常に元気が良く! 例年には無いくらい・・・
今朝は5時から芝生の管理作業をしています! 涼しいうちに・・・
明日は久しぶりのJリーグ!
『Jリーグ ディビジョン1 第22節 アルビレックス新潟vs.サンフレッチェ広島』 19:00キックオフ
しかも!
15:00には『プレナスなでしこリーグカップ2012グループA第4節 アルビレックス新潟レディースvs.INAC神戸レオネッサ』がキックオフ
サポーターの皆様にはとても楽しい一日になりそうです!
芝生には過酷は一日になりそうですが・・・
昨夜は やや強い雨が降りました。
待ちに待ったでしたが・・・あまり長くも続きませんでした。。。
今日の予報はということなのですが! スタジアムはに覆われています。
今日最初の作業はスワンフィールドの刈り込みです。
スタジアムで芽を出し始めた芝生も 順調♪ 順調♪♪
インターハイの“ハンマー投げ”(←クリック)で傷を負っていた芝生も回復してきています。順調♪順調♪♪
明日の最高気温は33℃ 暑くなりそうです
スタジアムの芝生は播種を繰り返しながらターフを形成させています。
今は播種に適した時期ではありませんが、この暑さの中でも確り! 芽を出し始めている芝生!!
蒔いた種子が全て発芽できるわけではありませんし、この時期の播種では“立枯病”が発生しやすいので管理には十分注意が必要です。。。
スタジアムの芝生は3種類の芝草を混ぜて使用しています。
(クリック→)『どうして・・・3種類も混ぜているの!?』
寒地型芝草の発芽適温は18~22℃付近と言われていますが、種類によって発芽に適する温度が違います。
★ケンタッキーブルーグラス ⇒⇒ 15~30℃
★ペレニアルライグラス ⇒⇒⇒⇒ 20~30℃
★トールフェスク ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ 20~30℃
と言われていますが、露地では温度が高ければリスクを伴うため、22℃前後が最適だと思います。
もちろん、温度も大切ですが! 種子が乾燥しないよう管理することも重要なことなんです!!
『Jリーグ ディビジョン1 第22節 アルビレックス新潟vs.サンフレッチェ広島』まで1週間!!
しかも! 今回は『プレナスなでしこリーグカップ2012グループA第4節 アルビレックス新潟レディースvs.INAC神戸レオネッサ』とのダブルヘッダー!!
発芽したもの! これから発芽するもの! 確り育つよう管理しなければ・・・
あと2~3日間ほど様子を見て、納得できる状態にならなければ・・・(クリック→)“植え替え”を行うことになります。。。
3日ぶりの「しばふ物語」更新となりました。。。
日中は暑くて暑くて・・・それでも夜には気温が下がり、7月下旬のわりには過ごしやすいようです。。。
芝生はというと!
人と一緒で、日中はグッタリしており、葉っぱを見ても生気を感じることができません。。。
ですが!
夕方になると一転!! 活き活きとした顔になります。
気温が下がってくれるおかげです。 せめてもの救いです。。。
インターハイに向け、どんどん暑くなるのでしょうか???
本格的な夏に向け、(クリック→)“サマーヒートストレス”を緩和するための努力を続けます。
今年は・・・どんな夏に!?
日照不足!通風不足!・・・そんな厳しい環境下で育っているスタジアムの芝生!!
『過保護なんじゃない?』
そんなふうに言われることがありますが、芝生本来の生活環境ではなく、その中でシーズンを通し一定以上のクオリティーを確保することは本当に難しいことです。
暑ければ涼しい所へ・・・寒ければ暖かいところへ・・・喉が乾けば水を飲み・・・病気になれば病院へ・・・
人は状況に応じた行動をとることができますが、芝生はそういうわけにはいきません。。。
「これくらいッ」と思うことが、芝生には強いストレスとなり・・・そのまま命を失うことも珍しくありません。
閉鎖的な空間で生きる芝生は、とても繊細な生きものです。
下に2枚の写真を用意しました。
どちらの写真が東北電力ビッグスワンスタジアムの芝生でしょうか???
正解は!!
①が東北電力ビッグスワンスタジアムの天然芝!
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“HARD OFF ECO スタジアム新潟”の人工芝でした!
東北電力ビッグスワンスタジアムの芝生を見て! 人工芝だと思われている方もたくさんいらっしゃいます。
近くに寄って・・・触ってみて・・・『うわぁ~~!人工芝じゃないんですね!!』という声を耳にすることがあります。
ぜひぜひ東北電力ビッグスワンスタジアムの“スタジアムツアー”へ!!
もちろん! “HARD OFF ECO スタジアム新潟”の見学もどうぞ!!
今日は「しばふ物語」と「じんこうしば物語」でした。
今年も“あいつ”が現れた!
芝生管理には厄介者の“あいつ”が・・・
“あいつ”とは、私がスタジアムの芝生担当になってからの長~い付き合い。。。
“あいつ”の仲間は一年中暖かな世界中にいる。
“あいつ”は!地上を歩くことはもちろん!空を飛ぶことも!水上を泳ぐことも!鳴くことも!地中を掘り進むこともできる!!
???
“あいつ”の正体は・・・
☠昆虫の嫌いな方はお気をつけください!!
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“あいつ”とは・・・“ケラ”のことです!
今日の捕獲は9匹!
捕ったど~~ッ!!
今日はスワンフィールドの芝生のお話し!
4月6日から19日間という短さではありましたが・・・スワンフィールドで活躍していた保温シートを撤去しました。
もう少し長くかけてあげられればいいのですが・・・
この保温シートを設置するとしないでは、“エルトロ”の立ち上がりが全く違います。
どれくらい違うのか!?
2006年までは春季に保温シートを掛けずに育てていました。。。
19日間という短さではありますが! 芝生の色が全く違います!!
保温シートの効果は絶大!!
でも・・・保温シートを撤去し終わると、エルトロは全く動かなくなってしまいます。。。
気温&地温が上がるまでは・・・
スタジアムでは“刈り込み”を!
スワンフィールドでは“手取り除草”を!
今週は! まあまあ天気も良さそうで!!
昨日の“オレンジデー”には、期待通りのプレゼントをもらい・・・バンザ~イ バンザ~イ
芝生も嬉しそうで! いい顔をしています。
今日も! お日様の光をたくさん浴び・・・体力をつけて!!
ちなみに・・・
太陽光線のスペクトルは、紫外線4%、可視光線44%、赤外線52%から成り立っているそうです。
このうち光合成に役立つ波長は“可視光線”の大部分と言われています。
可視光線に対し、紫外線と赤外線は人の目には見えない“不可視光線”と呼ばれる場合もあります。
目に見える可視光線を分かりやすく言うと・・・“虹”です。
虹の七色は、人の目で認識することができる色ですから、この可視光線の範囲に属している光であるということになります。
芝生とは離れてしまいますが・・・木陰の話を少し!
樹木の種類や季節によって、量や質は違ってきますが、針葉樹の場合、直射日光の15~44%の光が地面に届くと言われています。
その木陰の光の質は、光合成効率の高い橙・赤・青は樹木に吸収され、緑・黄・暗赤色は反射されます。
木陰が“緑陰”(グリーン・シェード)と呼ばれるのは、このためだそうです。。。
知れば知るほど! 植物って面白いですね!!
なかなか暖かくなりません。。。
降ることはないと思いますが! Jリーグが開催される4月7日(土)には・・・
4月も中旬を迎えようとしているのに、どうなっているんでしょうか???
スタジアムの寒地型芝草は徐々に生育期に・・・スワンフィールドの暖地型芝草は全く動く気配もなく・・・
昨日、スタジアムとスワンフィールドの気温と地温を測ってみました!
先ずはスタジアムです!
↓“気温”は11.9℃ ↓“地温”は12.6℃
続いてスワンフィールドです!
↓“気温”は11.2℃ ↓“地温”は8.4℃
“寒地型芝草” と “暖地型芝草” の生育適温は・・・
スタジアムは!
“根っこ”が生活する地下部は生育適温に!
“茎や葉”が生活する地上部は生育適温には達していませんが、生育に必要な温度には達しています。
スワンフィールドは!
“根っこ”が生活する地下部、“茎や葉”が生活する地上部、ともに生育に必要な温度には達していません。。。
スタジアムの芝生も! スワンフィールドの芝生も! 健康な体づくりには「温度」も大切な要因であることが良く分かりますね!!
ようやく! 雪の姿が消えてきました!!
も~ッ スタジアムで“”には・・・会いたくないです。。。
それにしても・・・どうしちゃったんでしょうか!?
3月15日、経済協力開発機構(OECD)が、2050年時点の地球環境の変化を予測した報告書「OECD環境アウトルック2050」を発表しました。
その報告書によると、『2050年には世界人口が90億人を超え、経済規模は現在の4倍になるとしたうえで、積極的な温暖化対策を講じなければ、温室効果ガスの排出量は2010年と比べて50%増え、今世紀末には世界の平均気温が3~6℃上昇すると予測。その結果、水不足に陥る人は今より23億人増える』とされています。
毎年毎年 世界各地を襲う異常気象! 続出する自然災害!
この危機を招いているのは! 私達“人間”なのでしょうか・・・
もし、そうだとしたら! この状況を好転させられるのも私達“人間” ですよね・・・
当グループの構成員であるアルビレックス新潟・新潟県都市緑花センターも環境保護のための取り組みを積極的に進めています。
地球温暖化による影響は! 芝生管理をしていてもひしひしと感じます!!